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Jリーグ 2年前

W杯を経験した町野修斗の執着。「ゴールは当たり前」サッカー日本代表監督が評価する2つの役割とは?【コラム】

シリーズ:コラム text by 元川悦子

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明治安田生命J1リーグ第2節、湘南ベルマーレ対横浜FCが24日に行われ、2-2の引き分けに終わった。湘南FW町野修斗は、2アシストを記録した開幕戦に続いて、この試合で今季初ゴールを決めた。サッカー日本代表としてFIFAワールドカップカタール(W杯)を経験したことで、どういった変化があったのだろうか。(取材・文:元川悦子)


小川航基と町野修斗。Jリーグを代表するFWの対峙


【写真:Getty Images】

 第2次森保ジャパン初陣となる3月24日のウルグアイ代表戦、28日のコロンビア代表戦まで1カ月。2023年のJリーグも開幕し、森保一監督の新戦力発掘作業も本格化しつつある。

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 こうした中、迎えた24日のJ1第2節・湘南ベルマーレ対横浜FC戦。FIFAワールドカップカタール(W杯)に参戦した町野修斗、昨季J2得点王の小川航基という日本人屈指の両大型FWが顔を合わせるということで、森保監督も現地入りしてその一挙手一投足を見守った。

 最初に強烈アピールを見せたのは、小川の方。キックオフの笛が鳴るや否や、敵陣に侵入。坂本亘基からのラストパスを左足で押し込むという開始12秒弾でいきなり先制し、見る者を驚かせたのだ。

「小川選手はすごい選手。身長も自分と似ていて(町野が185cm・小川が186cm)、多少タイプは違うかもしれないけど、負けないように頑張らないといけない」と町野自身も闘志を掻き立てられたという。

 そこからの町野は、前線で2トップを組む大橋祐紀、今季新加入の小野瀬康介らと連動しながら貪欲に泥臭くゴールへと突き進み始める。その姿勢が結実したのが、前半17分。右に開いた小野瀬の浮き球のパスを大橋が頭で落とし、最後は背番号18が切り返してから左足を一閃。エースFWらしい豪快な一撃で、いち早く同点に追いついたのである。

「ファーストタッチがうまく決まったんでそれがよかった。チームとしても今年は縦への意識がすごく強くて、キャンプから積み上げてきたものなんで、それを結果に変えていかないといけないという自覚は強いです」と彼自身も強調していた。

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