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100億円を超える移籍金(契約解除金)も珍しくなくなった今日のサッカー界で市場価値の高いサッカー選手は誰なのか。今回フットボールチャンネル編集部は、データサイト『transfermarkt』が算出した市場価値ランキングの最新版を紹介する。※市場価値、成績は2月24日時点、価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠
20位:ヨシュア・キミッヒ(バイエルン・ミュンヘン/ドイツ代表)
生年月日:1995年2月8日
市場価値:8000万ユーロ(約96億円)
22/23シーズンリーグ成績:20試合3得点4アシスト
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バイエルン・ミュンヘンとドイツ代表の中盤に君臨し、司令塔としてチームを牽引するピッチ上の指揮官、それがヨシュア・キミッヒだ。
シュトゥットガルトの下部組織で育ったキミッヒは、2013年夏に当時3.リーガ(ドイツ3部)に所属していたライプツィヒへ移籍。加入初年度に2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)昇格に貢献すると翌年も主力として活躍し、2015年夏にシュトゥットガルトが買い戻しオプションを行使した後にバイエルンへ加入した。
当時バイエルンを指揮したジョゼップ・グアルディオラ監督の愛弟子であるキミッヒは、卓越した戦術眼と正確無比なパスでゲームを支配する。相手DFの穴を見逃さず、決定機を演出する鋭いキラーパスやクロスも見事だ。加入当初はフィリップ・ラームの後継者としてサイドバックを務めていたが、19/20シーズンから本職の中盤にポジションを戻すと、ドイツ屈指の司令塔へ成長を遂げた。
そのキミッヒの市場価値は、バイエルンに加入以降急上昇。2021年1月には自己最高額となる9000万ユーロ(約108億円)を記録した。現在は8000万ユーロ(約96億円)まで下落しているが、実力は間違いなく世界でも屈指だ。