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アーセナルが育てた最高傑作5人(4)世界最高の逸材!伝説の無敗優勝の立役者となったレフティー

シリーズ:アカデミーの最高傑作5人 text by 編集部 photo by Getty Images

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世界最古のカップ戦であるFAカップを歴代最多の14回制覇するなど、アーセナルはイングランドを代表する名門として確かな地位を確立している。こうした長い歴史においてアカデミー出身の選手がクラブに与えた影響は大きく、アーセン・ヴェンゲルが監督に就任した初期から現在まで多くのクラブ生え抜きの選手がチームの主軸を担う存在へと成長している。今回は、21世紀以降に在籍した選手の中から厳選したアカデミー出身の最高傑作を紹介する。(在籍期間、通算成績は『transfermarkt』を参考。出場成績は2023年2月19日時点)。


DF:アシュリー・コール(元イングランド代表)

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【写真:Getty Images】

生年月日:1980年12月20日
在籍期間:1998年7月~2006年7月
通算成績:228試合9得点23アシスト


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 全盛期は世界最高の左SBとして評価を高めたアシュリー・コールもアーセナル出身の選手だ。1999/00シーズン最終節に19歳でトップチームデビューを飾ると、翌2000/01シーズン後半にレギュラーに定着。01年3月にはイングランド代表デビューを飾るなど瞬く間に国内で評価を高めた。

 守備面ではやや不安を残していたが、それを補って余りある攻撃力でチームを活性化させた。01年にアーセナルに加入したロベール・ピレスとの左サイドはアーセナルのストロングポイントとなり、2001/02シーズンのプレミアリーグとFAカップの二冠、2003/04シーズンの伝説の無敗優勝達成の立役者の一人となった。

 2002/03シーズンから3季連続でリーグのベストイレブンに選出され、イングランド代表でも替えの利かない左SBへと成長したコールだったが、06年8月末にライバルクラブのチェルシーへと完全移籍。当時、チェルシーはロマン・アブラモビッチ新オーナーの下で毎年のように大型補強を敢行しており、アーセナルサポーターはこの禁断の移籍に対して「金目当て」と大バッシングを浴びせたのだった。

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【了】

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