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2023年Jリーグ戦力値ランキング【横浜F・マリノス】盤石の強さ。軸は抜けても不安なし。優勝候補の筆頭

シリーズ:Jリーグ戦力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

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明治安田生命J1リーグは17日に開幕する。アルビレックス新潟と横浜FCを加えた18チームで行われる今季のJ1で、横浜F・マリノスの連覇を阻止するチームは現れるのか。今回は、各チームの戦力を4項目(攻撃、守備、選手層、勝負強さ)に分けて数値化(各25点の100点満点)し、ランキング形式で紹介する。(数字は2月15日時点)


1位:横浜F・マリノス


【写真:Getty Images】


監督:ケヴィン・マスカット
2022順位:優勝(70得点/35失点)
2022成績:勝ち点68(20勝8分け6敗)
戦力値:90(攻撃力24、守備力23、選手層22、勝負強さ21)


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 前年王者が戦力の点でもトップに立つこととなった。昨季はアタッキングフットボールの浸透はもちろん、選手が替わっても変わらない強さを見せ、首位の座を譲らなかった。AFCチャンピオンズリーグを含めたカップ戦では結果を残せず、終盤戦にはやや失速したが、シーズンを通して見ればその強さを誇示したと言えるだろう。

 ケヴィン・マスカット監督の下で迎える3年目のシーズンを前に、前年度MVPの岩田智輝や、2年連続2ケタ得点のレオ・セアラ、2019年のMVP仲川輝人が抜けた。実績のある3人の退団は痛手だが、そこには将来有望な若手が加わっている。植中朝日と井上健太はJ1での経験が乏しいが、かつての岩田や藤田譲瑠チマのように伸びしろがある。上島拓巳の加入により、岩田が務めていた最終ラインに起用の幅が生まれるだろう。

 プレシーズンで右サイドバックに離脱者が相次ぎ、仲川とレオ・セアラの退団により前線の選手層は昨季と比べてややダウンしている。ただ、山根陸や角田涼太朗といった若手の成長、宮市亮の復帰や2年目のヤン・マテウスの爆発など、期待が持てる要素も多い。今季も優勝の有力候補になるだろう。

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【了】

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