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明治安田生命J1リーグは17日に開幕する。アルビレックス新潟と横浜FCを加えた18チームで行われる今季のJ1で、横浜F・マリノスの連覇を阻止するチームは現れるのか。今回は、各チームの戦力を4項目(攻撃、守備、選手層、勝負強さ)に分けて数値化(各25点の100点満点)し、ランキング形式で紹介する。
10位:ガンバ大阪
監督:ダニエル・ポヤトス
2022順位:15位(33得点/44失点)
2022成績:勝ち点37(9勝10分15敗)
戦力値:75(攻撃19、守備20、選手層20、勝負強さ16)
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片野坂知宏監督の下でスタートした昨季は、戦い方が定まらずに苦戦した。8月からチームを引き継いだ松田浩監督が落とし込んだ手堅い試合運びが奏功して降格という最悪の結果は免れた。今季はダニエル・ポヤトス監督を招き、攻撃的なスタイルを取り戻そうとしている。
昨季は宇佐美貴史がアキレス腱断裂により7試合の出場に留まり、チーム最多得点はパトリックの5得点だった。オフにガンバは攻撃陣を刷新し、チュニジア代表FWイッサム・ジェバリやJ1参入プレーオフに進んだロアッソ熊本で輝いた杉山直宏らが加入。昨夏に加入した鈴木武蔵、食野亮太郎は不完全燃焼のシーズンとなったが、今季はどうだろうか。組み合わせ次第では昨季を大幅に上回る攻撃陣が完成する。
中盤では齊藤未月が抜けたが、イスラエル代表MFネタ・ラヴィが加わり、山本理仁、ダワンら候補者がひしめく。最終ラインにもJ2屈指の実力者である半田陸が加入し、4バックを採用するのであれば昌子源の穴はさほど気にならない。
戦力だけを見れば上位陣に食い込めるだけの戦力があり、昨季の課題だった得点力の部分も改善が見込める。それでもランキングでボトムハーフとなったのは、リーグワースト3位だったラスト15分の失点数が示す通り、勝負強さの部分が理由だ。新指揮官のスタイルを落とし込むのと同時に、ゲームマネジメントを改善できるかも重要となる。
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