UEFAチャンピオンズリーグ（欧州CL）最新ニュース
チャンピオンズリーグ（CL）・ラウンド16の1stレグ、パリ・サンジェルマン対バイエルン・ミュンヘンが現地時間14日に行われ、0-1でアウェイチームが勝利している。世界が注目したビッグマッチの勝敗を分けたポイントは、どこにあったのだろうか。（文：小澤祐作）
PSGはホームで1点も奪えず
【写真：Getty Images】
リオネル・メッシがFIFAワールドカップカタール2022の頂点に立ち、キリアン・エムバペが同大会の得点王となった。4年に1度のビッグイベントで彼らが絶大な輝きを放ったことは、パリ・サンジェルマン（PSG）にとってこれ以上ない誇りと言っていいだろう。しかし、クラブにとっての本当の成功はチャンピオンズリーグ（CL）を制覇することである。
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ご存知の通り、PSGは毎年のように多額の資金を投じて戦力をアップし、CLの優勝候補にあげられ続けてきた。それでもまだ、喉から手が出るほど欲しいビッグイヤー獲得には至っていない。そして今季も、早くも崖っぷちに追い込まれた。
グループリーグを2位で通過してしまったことで、ラウンド16で強敵と当たることは避けられなかった。そしてマッチアップすることになったのが、過去に決勝で敗れた因縁の相手、バイエルン・ミュンヘンである。
ホームで1stレグを迎えたPSGはオーソドックスな4-4-2を採用。負傷明けのエムバペはベンチ入りを果たしたが、スタメン出場は回避となった。
PSGは押し込まれながらも前半をなんとか0-0で終えたが、後半に入りいきなりキングスレー・コマンにゴールを献上。その後はオフサイド判定にも泣かされて得点を奪うことができず、0-1で初戦を落とした。これで公式戦3連敗である。
では、なぜPSGはバイエルンに競り負けてしまったのだろうか。
