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2021/22シーズンのセリエA王者であるミランが極度の不振に苦しんでいる。2023年の白星は初戦のサレルニターナ戦のみ。リーグ戦直近5試合で14失点と悲惨な状況で、順位は6位まで下がった。今回は、勢いがあった今季前半戦のミランと比較して、調子を落としている選手をピックアップして紹介する。(データは『transfermarkt』参照)
DF:ピエール・カルル(U-21フランス代表)
生年月日:2000年6月5日
今季リーグ成績:21試合1得点0アシスト
リーグ戦直近5試合成績:5試合1得点0アシスト
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2023年に入ってから守備が崩壊しているミラン。その責任はピエール・カルルにもある。
2020年夏にリヨンからミランにやってきたときはほぼ無名だったカルルは、その後大きく成長。ミランの守備を支える一人にまでなった。しかし、最近はそのレベルを維持できていない。
歯車が狂ったのは、1月14日のレッチェ戦だったかもしれない。自陣で右サイドにショートパスを出そうとしたカルルは、直前に振り上げた足を止めようとしたが、ボールに触れてしまい中途半端なパスに。これを相手に奪われて先制を許すと、2失点目にも関与した。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は翌日、この試合のワーストプレーヤーにカルルを選んでいる。
ミラン加入後の急激な成長を続けてきたカルルは、勢いのあるチームの象徴的な存在とも言えた。現在は勢いを失ったミランの象徴のようにも見えてくる。
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