復帰戦で信頼アップ。CLへの不安視も消え去る
連日の香川真司フィーバーも少し落ち着いたようだ。
ルール・ナッハリヒテン紙:「これがシンジ・カガワだ」
15日付のドルトムントの地元紙ルール・ナッハリヒテンは「完璧なカムバック」という見出しでドルトムント対フライブルク戦を報じた。同紙の記者であるディルク・クランペ氏は「カガワは再びボルシア・ドルトムントの一員である」と記している。
見事な復帰戦を終えた香川は、監督、選手、スタッフ、そしてファン…ボルシア・ドルトムントを取り巻く全ての人々の期待に応え、より強固な信頼を勝ち得たのである。
そして欧州チャンピオンズリーグ14-15シーズンの初戦、対アーセナル戦を16日に控えて、ドルトムントを不安視する声はほとんどメディアから消え去った。
15日付のビルト紙は、同じくCLの初戦を控えて、先週末にボルシアMGに1-4で大敗したシャルケを「危機の連鎖」とする一方で、「カガワ:ドルトムントは王者の笑い声を再び抱く」という見出しでドルトムントを報じている。
同紙によれば、アーセナル戦を前にしてドルトムントの指揮官ユルゲン・クロップは「彼(香川)にとって自分を再び信じることが出来る環境を彼が見出したことが重要だ」と熱く語ったという。
15日付のドルトムントの位置するルール地方の地元紙レヴィアシュポルトは、アーセナル戦のスターティング・メンバーの予想を次のとおりとした。同紙は香川を先発と予想する。
【GK】バイデンフェラー、【DF】右SBピシュチェク、CBスボティッチ、CBソクラティス、左SBドゥルム、【MF】ヨイッチとケールのダブルボランチ、右SHムヒタリヤン、トップ下・香川真司、左SHグロスクロイツ、【FW】ラモス。