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いわゆるビッグクラブでプレーすることは、多くの選手の夢だろう。それはもちろん、日本人選手も例外ではない。では、現状ビッグクラブで活躍できそうな日本人選手はいるのだろうか。有力候補をピックアップする。今回は第3回。(成績は6日時点、『transfermarkt』を参照)
MF:鎌田大地(かまだ・だいち)
生年月日:1996年8月5日
所属クラブ:フランクフルト(ドイツ)
22/23リーグ戦成績:17試合7得点5アシスト
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ヨーロッパの舞台でコンスタントに活躍している日本人選手の1人が鎌田大地だ。フランクフルト在籍は今季で5年目となり、これまで公式戦158試合に出場してきた。今やその推定市場価値は、日本人選手でトップとなる3000万ユーロ(約36億円)にもなっている。
鎌田はフランクフルト1年目こそほぼ出場機会を与えてもらえなかったが、シント=トロイデンから復帰した2019/20シーズンにヨーロッパリーグ(EL)10試合で6得点を奪うなど躍動。翌シーズンにはブンデスリーガだけで13ものアシストをマークし、その地位を確固たるものとした。そして昨季は、EL制覇に貢献している。
今季も鎌田は結果を残し続けている。ブンデスリーガでは17試合を消化した時点で7得点5アシスト。この7得点という数字は、フランクフルト加入後最多となっている。また、チャンピオンズリーグ(CL)でも6試合で3得点をマークし、ベスト16入りの立役者となった。基本ポジションは昨季までのシャドーとは違いボランチだが、隙を見たタイミングの良い3列目からの攻撃参加でゴールに多く関与しているなど、位置を下げてもなお類稀な攻撃センスを発揮している。
その鎌田にはすでにバルセロナやトッテナム、バイエルン・ミュンヘンなどからの興味が噂されており、フランクフルトとの契約が切れる今夏の去就に注目が集まっている。技術はもちろん、鎌田には良い意味で日本人らしくないメンタリティーが備わっているため、ビッグクラブに行ってもすんなりと馴染んでしまう可能性は否定できない。
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