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22/23シーズンも後半戦が始まり、リーグ戦では各クラブがそれぞれの目標に向かって激戦を繰り広げている。そんな中、今季のプレミアリーグは“残留争い“が例年以上に熾烈となっており、14位と最下位の勝ち点差は「6」しかない。今回は降格危険度の高いクラブをランキング形式で紹介する(順位と成績は2月7日現在)。
2位:サウサンプトン
【写真:Getty Images】
順位:20位
今季成績:4勝3分14敗
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2018/19シーズンから監督を務めていたラルフ・ハーゼンヒュットルの下で、アシスタントコーチの退任などもあってマンネリ化を迎えていたサウサンプトンは、昨夏にクラブの補強責任者にジョー・シールズ氏を招聘。ロメオ・ラヴィアやサミュエル・エドジーらシールズ氏の古巣マンチェスター・シティの有望株を獲得するなど“若手路線”へと切り替えて補強を行った。
ところが、21年夏にダニー・イングスがチームを去って以降、空席となっていた“エース”の後継になりそうな即戦力を獲得することなくシーズンが開幕。昨季、ブラックバーンから加入したアダム・アームストロングは今季も不発に終わり、シールズ氏が連れてきたセク・マーラでも穴埋めできなかった。
また、長くサウサンプトンの中盤で主力を張っていたオリオウ・ロメウの退団の影響も大きく、新加入のラヴィアはクオリティこそ抜群だが負傷離脱が多い。そのためジェームズ・ウォード=プラウズの相方をイブラヒマ・ディアロやエインズリー・メイトランド=ナイルズが務めることが多かったが、彼らでは実力不足だった。
昨年11月にはハーゼンヒュットルを解任し、2部ルートン・タウンを上位に導いていたネイサン・ジョーンズを新監督に招聘するも、低空飛行は変わっていない。冬の移籍市場でミスラフ・オルシッチを早くもセカンドチーム行きにするなど、補強戦略と現場も噛み合っておらず、浮上のキッカケを掴むことができていない。直近のブレントフォード戦後には早くも解任の噂が出ている。戦力的にもベルギーリーグで得点王の経験がある“新エース候補“ポール・オヌアチュがフィットしない限り、残留は難しそうだ。
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