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いわゆるビッグクラブでプレーすることは、多くの選手の夢だろう。それはもちろん、日本人選手も例外ではない。では、現状ビッグクラブで活躍できそうな日本人選手はいるのだろうか。有力候補をピックアップする。今回は第2回。（成績は6日時点、『transfermarkt』を参照）

MF：三笘薫（みとま・かおる）

生年月日：1997年5月20日
所属クラブ：ブライトン（イングランド）
22/23リーグ戦成績：15試合5得点1アシスト

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　今の日本のサッカー少年の多くは、三笘薫に憧れを抱いていることだろう。それほど同選手の近年の活躍ぶりは凄まじく、またそのプレースタイルは子どもたちに夢を与えるだけのものがある。日本にこのような存在が出てきたことは、幸運と言うべきだろう。

　三笘は今季、ユニオン・サン＝ジロワーズへのレンタル期間を終えて正式にブライトンの一員となり、プレミアリーグ初挑戦を果たした。グレアム・ポッター監督の下ではベンチスタートがほとんどだったが、チェルシーに去った同指揮官の後を継いだロベルト・デ・ゼルビ監督の下で左サイドのファーストチョイスに君臨。イタリア人指揮官との確執も影響しているが、それまで不動の存在だったレアンドロ・トロサールを結果的に追い出すことになった。

　サッスオーロでジェレミー・ボガ、シャフタール・ドネツクでミハイル・ムドリクの価値を高めるなど、デ・ゼルビ監督はドリブラーを生かす術を知っている。それは三笘も例外ではなく、ブライトンでは誰よりも輝きを放っている。プレミアリーグでは直近5試合で4得点を奪っており、FAカップでも芸術的なゴールで前年王者リバプールを沈めてみせた。

　当然ながら三笘の評価はぐんぐんと高まっており、早くもビッグクラブ入りを推す声も聞こえている。今の三笘のプレーを見る限り、よりハイレベルな環境でもそれなりの活躍を約束してくれそうな気配は十分にあると言っていいだろう。夏の移籍市場で、チームメイトのモイセス・カイセドらとともに人気銘柄になる可能性は高い。

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