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欧州主要リーグの22/23シーズンもおよそ半分を消化し、他クラブへレンタル移籍している選手がどのような活躍をしているか気になるところだ。今回は、バルセロナからレンタル移籍している選手をピックアップして移籍先での活躍を5段階(A~E)で評価する(リーグ成績は2月7日現在)。
DF:サミュエル・ユムティティ(フランス)
【写真:Getty Images】
生年月日:1993年11月14日
レンタル先:レッチェ(イタリア)
今季リーグ成績:11試合0得点0アシスト
移籍先での評価:D
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サミュエル・ユムティティは2016年夏にバルセロナの一員となった。加入当初は主力として活躍していたが、2018/19シーズンは左膝に問題を抱えたため長期離脱を余儀なくされ、以降は度々負傷を繰り返したことで出場機会が減少。昨季終了後にはシャビ・エルナンデス監督から戦力外通告を受け、人件費削減のために今夏に放出される見込みだった。しかし、レンヌへの移籍は破談に終わり、3季ぶりにセリエAに復帰したレッチェへレンタル移籍に出されている。
怪我や試合勘の影響もあってか、レッチェ加入当初はベンチを温める日々が続いていた。だが、セリエA第9節のASローマ戦でデビューを飾ると、以降は定位置を確保。CBの一角で不動の存在となりつつあるようだ。
しかし、現在のパフォーマンスは全盛期から程遠い。左膝負傷の影響なのかスピードとジャンプ力がほとんど無く、カバーやプレスに遅れたり、ゴール前での空中戦に負ける場面が目立つ。もはやバルサで主力としてプレーしていたときに見せていたアグレッシブな守備は面影すらない。レッチェへのレンタル移籍には買取オプションが含まれていないため、ユムティティは今季終了後にバルサへ帰ることになるが、居場所は無いため移籍先が見つからなければ契約解除となっても不思議ではない。
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