海外日本人選手 最新ニュース
いわゆるビッグクラブでプレーすることは、多くの選手の夢だろう。それはもちろん、日本人選手も例外ではない。では、現状ビッグクラブで活躍できそうな日本人選手はいるのだろうか。今回は5人の有力候補をピックアップする。(成績は6日時点、『transfermarkt』を参照)
DF:板倉滉(いたくら・こう)
【写真:Getty Images】
生年月日:1997年1月27日
所属クラブ:ボルシア・メンヒェングラートバッハ(ドイツ)
22/23リーグ戦成績:10試合0得点2アシスト
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2019年に海外へ飛び出してから、板倉滉は急激なスピードで成長を遂げている。マンチェスター・シティからのレンタルという形で在籍したフローニンヘン、シャルケの両クラブで欠かせない存在となり、日本代表でも確固たる地位を築いてみせた。
今季より所属するドイツの名門ボルシア・メンヒェングラートバッハでも、すでに板倉は中心的な人物となっている。ここまでブンデスリーガでは10試合に出場し、センターバックながら2アシストをマーク。先日には「我々にとって重要な選手であり、その内面性も大変素晴らしく、この短期間のうちにリーダー的存在の1人となっている」とダニエル・ファルケ監督から称賛された。
決定機を阻止する読みや危機察知能力が素晴らしく、地上空中問わず対人戦に強い。そしてインテンシティーの高いブンデスリーガの中でも非常にミスが少なく、常に安定したプレーをできているのも魅力。今や同リーグで5本の指に入るCBといっても過言ではないだろう。
デニス・ザカリアやマルコ・ロイス、マルク=アンドレ・テア・シュテーゲンなど、ボルシアMGからビッグクラブ入りを果たした人物は決して少なくない。それほど世界的にみても評価されているクラブで1年目から確かな地位を築いた板倉には、そんな彼らに続けるだけの期待感がある。