レアル・マドリード最新ニュース
もう限界だ! アンチェロッティ監督が過密日程に言及
ラ・リーガ第17節、レアル・マドリード対バレンシアの試合が現地時間2日に行われ、レアルが2-0の勝利をおさめた。なんとか首位バルセロナとの勝ち点差を保っているが、過密日程がレアルの選手を苦しめるかもしれない。レアルを率いるカルロ・アンチェロッティ監督が不満を示したと、マルタ紙『タイムズ・オブ・マルタ』が報じている。
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カリム・ベンゼマやマルコ・アセンシオ、ヴィニシウス・ジュニオールなどが先発出場。52分、ベンゼマからパスを受けたアセンシオが冷静に左足を振り抜き、ゴール左隅にシュートを叩き込んで先制点を決める。直後の54分には、ヴィニシウスがドリブルで左サイドを一人で突破して追加点を決めた。72分にはバレンシアのガブリエウ・アルマンド・デ・アブレウが退場し、リードを守り切ったレアルが2-0の勝利をおさめている。
勝利したのも束の間、現地時間5日にはマジョルカ戦があり、その3日後にはクラブワールドカップの準決勝が控えている。昨年12月にカタールワールドカップが開催されたことを考えると、代表にも招集されたレアルの選手は疲労困憊かもしれない。疲れがあるだけでなく、怪我するリスクも高まる。
アンチェロッティ監督は過密日程について「我々は大会を捨てるようなことはしない。しかし、スケジュールが過密すぎるため、選手を休ませることは重要だ。リーガもスペインサッカー連盟も国際サッカー連盟(FIFA)も欧州サッカー連盟(UFFA)も自分たちのことしか考えていない。とても深刻な問題だ。何事にも限界はあるし、現在のスケジュールはそれを超えているように思う」と、不満を爆発させている。
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