開幕戦で機能したメネズの”ニセ9番”を継続へ
14日(現地時間)のパルマvsミランで、地元紙はここまでトーレスが先発すると予想を立ててきたが、当日になって彼らは考えを変えた。CFはメネズで固定、エル・シャラウィが欠場する左FWにはボナベントゥーラが入ると予想を立てている。
コリエレ・デッロ・スポルトは「ミラネッロからタルディーニへと進むにあたり、監督の悩みはCFをトーレスかメネズのどちらにやらせるか。後者の場合はボナベントゥーラが起用され、その確率の方が高い」と伝えている。
頭からスペイン代表をぶつけるか、開幕戦でも機能していたメネズの”ニセ9番”を戦術的に維持するか。指揮官は両方の可能性を、ギリギリまで模索しているようだ。
いずれにせよ「監督の信頼を受けて右を定位置にしかけている(ガゼッタ・デッロ・スポルト)」本田は、右FWとしての先発出場が濃厚だ。ガゼッタ・デッロ・スポルトによる予想スタメンは以下の通り。
GKディエゴ・ロペス
DFアバーテ、アレックス、ボネーラ、デ・シーリオ
MFポーリ、デ・ヨンク、ムンタリ
FW本田、メネズ、ボナベントゥーラ
対するパルマも4-3-3、本田が対峙する左SBの先発はユーベから移籍したデ・チェリエと予想されている。昨季まで左SBのレギュラーとなっていたゴッビは一列前のMFで起用される見込みだが、本田が気をつけるべきはデ・チェリエとのマッチアップよりむしろここだろう。
パルマには他にも優秀なインサイドMFが揃うが、彼らを差し置いてゴッビという選択する場合には、サイドのスペースをバランスよく固めたいという意図があるはず。
攻撃的なデ・チェリエをカバーすると同時に、本田がサイドから中へと入ってくるゾーンを埋める役割に織り込まれるはずだ。このプレッシャーを乗り越え、前を向いて仕事出来るかポイントとなりそうだ。