プレミアリーグのサウサンプトンに所属する日本代表DF吉田麻也は13日、ホームで行われた第4節のニューカッスル戦でベンチ入りしたが出場機会が無かった。チームは4-0で完封勝利を収めた。

　開幕から公式戦4試合連続でセンターバックとして出場していた吉田だったが、新加入のベルギー代表DFトビ・アルデルワイレルトに定位置を奪われ、チームが終盤に守備を固めた際にも起用されたのはもう一人の新選手、ルーマニア代表DFフロリン・ガルドシュだった。

　新加入の2人はアルデルワイレルトが右サイドバック、ガルドシュが守備的MFもこなせるため、ロナルト・クーマン監督は戦術に合わせて複数のポジションで起用できるユーティリティ選手に 優先順位を高く付けた格好となっている。

　チームはニューカッスルを無失点に抑え、今季最多の4得点で2連勝と勢いづいたため、20日に敵地で行われる次節スウォンジー戦でも吉田は控えに回る可能性が濃厚となった。吉田の次なる出場機会は23日に敵地で行われるリーグ杯3回戦のアーセナル戦となりそうだが、そこでのアピールが必至となる。

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