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新加入DFが冨安健洋のライバルに!?
現地時間23日、アーセナルが公式サイトでポーランド代表DFヤクブ・キヴィオルの加入を発表した。英紙「SkySports」によると、同選手の移籍金は2000万ポンド(約32億円)だという。サッカー日本代表DF冨安健洋のライバルとなり得るキヴィオルとは何者なのか。
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母国クラブとアンデルレヒトの下部組織で育ったキヴィオルは、2019年1月に移籍したセルビアのFKジェレジアルネ・ポドブレゾヴァーでプロデビューを飾った。その後、 MSKジリナを経て2021年8月にスペツィアへ加入するとセリエAで評価が急上昇。2022年6月にポーランド代表に初選出されるとFIFAワールドカップカタール2022に臨むメンバー26人にも名を連ね、全4試合に先発出場した。
キヴィオルの特徴は、CBとは思えない程の足元の技術の高さと正確無比なパスだ。常に落ち着いたプレーを見せる同選手は相手FWのプレスをいとも簡単にかわし、左足から繰り出される正確なロングパスや鋭いスルーパスでチャンスを演出する。また、機を見て自陣からドリブルで持ち上がるなど、攻撃意識がかなり高いDFだ。
もちろん守備能力も高く、強靭なフィジカルと長い足を活かした粘り強い守備で相手FWを封じる。さらに身長189cmを誇り、空中戦でも強さをみせるなど攻守両面で高い能力を兼ね備えている。
そのため、キヴィオルはCBだけでなく左SBやSH、さらにボランチといった複数のポジションをこなすことが出来る。アーセナル加入以降、左SBでも起用されている冨安にとってはライバルとなる存在だ。