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クビ寸前!? ヨーロッパ、解任危機の監督5人。もう限界? 全く結果を残せていないのは…

text by 編集部 photo by Getty Images

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22/23シーズンの欧州各国リーグが開幕してからおよそ半分が経過し、今季の目的を達成するためにいくつかのクラブは監督解任を決断している。では、次に監督の座を降ろされてしまいそうな人物は誰なのか。今回は思うような結果が出ず苦しみ、解任の噂が出ている5人の監督を紹介する。


アントニオ・コンテ(トッテナム)

【写真:Getty Images】

生年月日:1969年7月31日
今季リーグ戦成績:19試合10勝3分6敗(5位)


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 トッテナムは現在5位と10位近辺に沈むリバプールやチェルシーと比較すると順位は上だが、アントニオ・コンテの立場は徐々に危うくなっている。フロント陣と揉めがちなコンテが不満をぶちまけることが増えた年末から現在にかけて、プレミアリーグでは4戦1勝1分2敗と調子を落としている。

 前提としてアントニオ・コンテは来季以降にトッテナムに残ることを明言していない。そのためフロント陣は補強に関して慎重な姿勢を見せているが、コンテは昨年末と年始にクラブへ補強に関してやや批判的とも受け取れる発言をした。そして先日の記者会見では“監督以外の人がクラブの状況を説明することも必要だ”という趣旨のコメントを残している。

 ここ数週間のコンテの発言を聞く限り、彼に不満が溜まっているのは明らかだ。それが選手たちに伝わればパフォーマンス面でも影響を及ぼす。実際に先日行われたアーセナルとのノースロンドンダービーでは、コンテのチームとは思えない守備の規律の無さを露呈。前線からのプレスは甘い上に帰陣も遅く、簡単に相手に攻め込まれた。これからの3試合でトッテナムはマンチェスター・シティ(延期分)、フラム、マンチェスター・シティと上位陣との対戦が続く。この間の成績が芳しくなければ解任される可能性も十分にあるだろう。

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