清水(12位)vs浦和(1位)
今節は上位と下位の対決が多く組まれている。ここ3試合勝ちがない12位の清水は、首位の浦和とのホームゲーム。残留を目指す16位のC大阪は、6位の柏をヤンマーに迎え撃つ。同じく降格圏内に沈む18位の徳島と17位の大宮は、4位の川崎F、3位の鹿島とそれぞれ対戦。上位を倒して浮上のキッカケをつかむチームはあるのか。今回は上記の「下克上カード」の中から、以下の3つを展望していく。
3試合連続で勝ちがなく、残留争いに巻き込まれつつある清水。今節の対戦相手は首位の浦和であり、劣勢が予想される。
リーグトップのセーブ率を誇る西川の牙城を崩すのは容易ではない。清水の選手別ゴール比率を見ると、ノヴァコヴィッチと大前がチーム全体の半分以上を占めており、いかに攻撃面で2人に依存しているかが分かる。
裏を返せば、2人の活躍なくして勝利はないといえるだろう。清水の凸凹コンビと浦和の守護神の攻防から目が離せない。
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