浦和レッズ　最新ニュース

J1リーグ1回、天皇杯8回、AFCチャンピオンズリーグ2回などの優勝を誇る浦和レッズ。そんな同クラブが歴史を築き上げていく中で、下部組織出身選手たちの輝きは欠かせなかった。今回は、厳選したアカデミー出身の最高傑作を5人紹介する。（ホームグロウン選手が選出対象。在籍期間、通算成績は『transfermarkt』を参考）

MF：原口元気（はらぐち・げんき）

生年月日：1991年5月9日
在籍期間：2009年1月〜2014年7月
通算成績：204試合40得点32アシスト

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「浦和レッズの最高傑作」と言えば、原口元気は欠かせない。幼少期から天才と呼ばれた同選手は、中学校進学とともに浦和レッズジュニアユースへ加入すると飛び級でユースへ。昇格1年目からJサテライトリーグに出場するなど、原口の才能は下部組織在籍時から凄まじかった。

　2008年にトップチームに2種登録されると、2009年には当時日本人選手としてクラブ史上最年少の17歳263日でプロ契約を締結。さらに、同年シーズンのJ1リーグ開幕戦からスタメンに名を連ねると、第5節の名古屋グランパス戦でクラブ史上最年少ゴールを決めてチームを勝利に導いた。

　原口はプロ1年目からスピードを活かしたドリブル突破や強烈なシュートを武器に浦和の攻撃を牽引すると、2013シーズンに自身初となるリーグ戦2桁得点をマークしている。こうした活躍もあり、2014年夏にヘルタ・ベルリンへ加入。その後はドイツ2部クラブに所属する時期もあったが、2021年夏に移籍したウニオン・ベルリンではクラブ史上初のUEFAヨーロッパリーグ（EL）出場権獲得に貢献するなど、現在もドイツで活躍し続けている。