全国高校サッカー選手権大会 最新ニュース
岡山学芸館が岡山県勢初の優勝
第101回全国高校サッカー選手権大会の決勝戦、岡山学芸館(岡山)対東山(京都)が9日に国立競技場で行われた。
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初優勝を目指す岡山学芸館(岡山)対東山(京都)の一戦は、試合開始からエンジン全開。目まぐるしく攻守が入れ替わるテンポの速い試合展開となった。
そんな中、最初にチャンスを作ったのは東山だった。16分、右サイドから攻め上がると北村圭司朗が抜け出してグラウンダークロスを入れる。しかし、このクロスは豊嶋蓮央に合わず逆サイドへ流れていった。
その後は両校ともになかなかシュートが打てない時間が続いたが、25分に岡山学芸館がピッチ中央でボールを奪うと、今井拓人が右サイドを抜け出してゴール前へグラウンダークロスを入れる。すると、このクロスが相手DFの足に当たってゴール。岡山学芸館が先制点をゲットした。
1点を追いかける東山は再三チャンスを作ると、44分にペナルティーエリア左手前で北村からパスを受けた真田蓮司がダイレクトシュート。ゴール右上に放ったシュートはクロスバーを叩いてゴールに決まり、前半終了間際に同点に追い付いた。
後半も前半同様の試合展開で進むと、岡山学芸館がチャンスをものにした。52分、左サイドをオーバーラップした中尾誉がクロスを上げると、ペナルティーエリア内まで上がっていた木村匡吾がヘディングシュート。上手く頭で合わせて勝ち越しゴールを決めた。
さらに84分、岡山学芸館は右サイドからペナルティーエリア内へロングスローを入れると、ファーサイドでフリーになっていた木村がダイレクトシュート。相手GKの逆を突き、試合を決定づける3点目を決めてみせた。
東山は後半頭から何度も相手ゴールに迫ったが決めきることが出来ず。岡山学芸館が東山を3-1で下して岡山県勢初の優勝を飾った。
【試合結果】
25分 1-0 オウンゴール
44分 1-1 真田蓮司(東山)
52分 2-1 木村匡吾(岡山学芸館)
84分 3-1 木村匡吾(岡山学芸館)
【了】