全国高校サッカー選手権大会 最新ニュース
両者一歩も譲らず
第101回全国高校サッカー選手権大会準決勝の第2試合、東山(京都)対大津(熊本)が7日に国立競技場で行われた。
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立ち上がりから一進一退の攻防となった展開の中で、最初にビッグチャンスを作ったのは東山だった。34分、左サイドからクロスが入ると、ファーサイドにポジショニングしていた豊嶋蓮央がフリーでヘディングシュート。しかし、わずかにゴール右へと外れてしまった。
するとその5分後、試合が動く。左サイドの香山太良からグラウンダーの速いクロスが入ると、これをボックス内に走り込んでいた井伊虎太郎が押し込んで大津が先制に成功した。
1点ビハインドを背負ってしまった東山だったが、63分にスコアを振り出しに戻す。コーナーキックから相手が反らしたボールを松橋啓太が巧みにコントロールすると、最後は右足で狙い澄ましたシュートを放ち、ゴールネットを揺らした。
その後はお互いにゴールへ迫りながらも得点は生まれず、勝敗の行方は第1試合同様、PK戦に委ねられることになった。
PK戦は、大津の2人目と4人目がGK佐藤瑞起のセーブに遭い失敗。一方の東山はキッカー全員が成功を収め、PKスコア2-4で東山が初の決勝進出を果たした。
【試合結果】
39分 0-1 井伊虎太郎(大津)
63分 1-1 松橋啓太(東山)
【了】