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またも浦和レッズに北欧出身DFが加入へ?
ノルウェー1部のボデ/グリムトに所属するDFマリウス・ホイブロテンの浦和レッズ加入が決定的になったと、複数のノルウェーメディアが報じている。現在27歳の同選手は、果たしてどんな人物なのだろうか。
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ホイブロテンは、これまで母国ノルウェー以外でのプレー経験がない。2011年にリールストロムSKでプロデビューを果たし、その後3クラブへの在籍を経て、2020年に現在も所属するボデ/グリムトの一員となった。同クラブでは、加入1年目から主力として活躍している。
A代表への招集歴はないが、年代別代表での経験値は豊富。サッカー日本代表MF久保建英と同じレアル・ソシエダに所属するFWアレクサンダー・セルロートらと共にプレーしていた。
そんなホイブロテンの長所として挙げられるのは、主に3つだ。
1つ目は、怪我の少なさ。これまでのプロキャリアにおいて戦線離脱を強いられたことがほとんどない。2022シーズンも公式戦45試合に出場とほぼ休むことなくピッチに立ち続けているため、浦和でもフル稼働に期待できる。
2つ目は空中戦の強さ。184cmという長身はもちろん、ボールの落下地点に入り込むのがうまく、そう簡単には競り負けない。今季のヨーロッパリーグ(EL)では空中戦20回中15回で勝利。良いデータと言っていいだろう。
そして3つ目は足元の技術だ。ボデ/グリムトへの加入が決まった際、同選手は「僕は足元でボールをプレーするのが得意」と話していた。実際にプレーを見ても、簡単にはクリアせず、繋ぐ意識を高く持っていることがわかった。また、今季のチャンピオンズリーグ(CL)予選では、8試合に出場して計235本のパスを出し、232本成功。うちミディアムパスは204本中203本、ロングパスは8本中7本成功させたというデータが出ている。抜群に多い数字とは言えないかもしれないが、ミスが少ないことは明らか。希少な左利きというのも魅力だ。
浦和ではデンマーク出身のアレクサンダー・ショルツが圧倒的な存在感で最終ラインを引き締めている。ホイブロテンは、そんなショルツに続く北欧出身CBとして、浦和の守備をさらに強固なものとするのだろうか。
【了】