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鹿島アントラーズ、歴代最強外国籍選手5人。ジーコに続く、常勝軍団を作り上げたブラジル人たち

シリーズ:歴代最強外国籍選手5人 text by 編集部 photo by Getty Images

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2023シーズンに30周年を迎えるJリーグでは、これまで世界的なスター選手や素晴らしい素質を持った外国籍選手たちが活躍してきた。その中でも、とくにインパクトを残した人物は誰なのか。今回は、Jリーグで史上初の3連覇を達成した鹿島アントラーズの歴代最強外国籍選手を5人紹介する。


MF:ビスマルク(元ブラジル代表)


【写真:Getty Images】

生年月日:1969年9月17日
在籍期間:1997年1月~2002年1月
通算成績:182試合出場/42得点


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 ヴェルディ川崎では1993年のリーグ初年度から連覇に導き、2年連続のベストイレブンに選出。3年半で5つのタイトルをクラブにもたらしたビスマルクは、97年に鹿島にやってきた。

 ジーコがつけていた10番を受け継いだビスマルクは、1年目から自身3度目のベストイレブンに輝き、チームは2冠を獲得した。98年のジュビロ磐田とのチャンピオンシップ第2戦では先制ゴールをアシストすると、直接FKを決めてリードを2点に広げた。これを守った鹿島は2年ぶり2度目の年間王者に輝いている。

 敬虔なクリスチャンであるビスマルクが行うゴールセレブレーションは、当時の子どもたちの間で大流行。右足から繰り出される正確無比なキックで幾度となくチームを勝利に導いた。2000年にはJリーグ初の国内3冠を達成。5年間で7つのタイトル獲得に貢献したビスマルクは優勝請負人と呼ばれた。

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