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アギーレ監督、試合後に疲弊した選手に満足。田中がロッカールームの様子を明かす

text by 編集部 photo by Getty Images

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FW田中順也(スポルティング)は、2-2の後半30分に細貝と交代でピッチに投入された【写真:Getty Images】

 日本代表は9日、横浜国際総合競技場でハビエル・アギーレ監督の2戦目となるベネズエラ代表戦に臨み、2-2で引き分けた。

 FW田中順也(スポルティング)は、2-2の後半30分に細貝と交代でピッチに投入された際に「試合を良い方向に持っていけるように」とアギーレ監督から指示されたものの、「ゴールも狙いたい部分とバランスを考えて失点してはいけないという思いがあった」と難しい状況だったことを明かした。

 チーム全体については「後半の攻撃は、かなりボリュームがあったので点も取れた」としながらも「守備面では全体でミスを減らして勝ち癖を付けないと今後も試合に勝てない」と、やはりミスからの失点を悔やんだ。

 また、試合後のロッカールームで選手たちは疲れ切った様子だったが、監督からは「こういう姿が見たかった。戦ったからこそ疲れている」と声をかけられたという。

 そして、クラブでは欧州CLも待ち受けているため「試合に出ることが第一だけど、楽しみ。世界のスピードを体感出来る」と世界トップレベルでのプレーに意欲を燃やし、「個の能力を伸ばして日本の助けになるように頑張りたい」と、クラブでの成長を誓った。

【了】

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