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W杯優勝のリオネル・メッシ、パリ・サンジェルマンと契約延長へ
アルゼンチン代表としてカタールワールドカップを制したFWリオネル・メッシに、もう1つ嬉しい話題が持ち上がった。
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フランス紙『ル・パリジャン』が報じたところによれば、メッシはワールドカップ期間中に所属するパリ・サンジェルマン(PSG)との契約延長に合意していたという。まだ書面に正式なサインはしていないが、今季末までの契約を最低でも1年延長する見込みとなった。
現在、選手本人が母国アルゼンチンに戻っているため、ワールドカップ後の休暇を終えてパリに戻りしだい、新たな契約にサインすることになるだろう。ただ、年俸は4100万ユーロ(約58億円)ほど。FWキリアン・エムバペの7200万ユーロ(約101億円)の約半分だ。
それでも2年でパリでの生活を終えてバルセロナに復帰する選択肢は考慮されなかった。退団時にジョアン・ラポルタ会長らフロント陣との関係がこじれているといい、さらにかつての10番を迎え入れるための十分な予算がなく、古巣への帰還は実現しなさそうだ。
唯一、メッシが検討したのはデイヴィッド・ベッカム氏がオーナーを務める北米MLSのインテル・マイアミからの誘いだったと『ル・パリジャン』紙は伝えている。
PSG在籍2年目の今季、メッシはリーグ戦で13試合に出場して7得点10アシストを記録している。自身5度目のワールドカップでも全7試合にフル出場して7得点3アシストと圧巻のパフォーマンスを披露した。昨季のリーグ戦が26試合出場6得点15アシストだったことを考えると、復活ぶりは明らかだ。
クラブでも代表でも好調なプレーを続けるメッシを見て、バルセロナ陣営は早まって放出してしまったことを後悔しているに違いない。
【了】