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カタールワールドカップでの活躍を受け、サッカー日本代表の堂安律や三笘薫らに移籍の噂が出ている。過去にもW杯直後に新天地を求めた日本人選手は数多くいたが、中には新たなクラブで苦しんだ選手もいる。今回は、その例に当てはまる日本代表選手を5人紹介する。
FW:武藤嘉紀(むとう・よしのり)
【写真:Getty Images】
生年月日:1992年7月15日
移籍先:マインツ→ニューカッスル(イングランド)
移籍日:2018年8月2日(ロシアW杯後)
移籍金:1070万ユーロ(約12.8億円)
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慶應義塾大学在学中の2014年2月にFC東京とプロ契約を締結した武藤嘉紀は、同年9月に日本代表デビュー。2015年夏にマインツへ移籍して以降は代表から離れた期間があったが、ロシアワールドカップ直前にヴァヒド・ハリルホジッチから西野朗に監督が代わると本大会メンバーに選出され、グループリーグ第3節のポーランド代表戦に先発出場した。
その武藤はロシアW杯後の2018年8月2日にニューカッスルへ加入。念願のプレミアリーグへ移籍を果たし、リーグ戦初先発となったマンチェスター・ユナイテッド戦で初ゴールをマークした。しかし、第11節のワトフォード戦で負傷して以降は出場機会が激減。2年目の2019/20シーズンに監督が交代してもこの状況は変わらず、同シーズンは公式戦10試合の出場に終わってしまった。
リーグ戦だけでなくカップ戦でもほとんどチャンスを得られなかった武藤は、2020夏にエイバルへレンタル移籍に出されると、2021年夏にはヴィッセル神戸へ移籍。怪我による影響もあっただろうが、2シーズンで公式戦28試合2得点という成績は失敗だったと言わざるを得ない。