FIFAワールドカップカタール2022　最新ニュース

　カタールワールドカップが開幕し、連日熱戦が繰り広げられている。今回フットボールチャンネル編集部では、W杯を戦う実力者たちの各能力を様々なデータを参照して数値化し、平均値を算出。それをもとにしたランキングを紹介する（ポジションは主に代表チームでのもの、成績と市場価値は12月13日時点）。

50位：オーレリアン・チュアメニ（フランス代表／レアル・マドリード）

生年月日：2000年1月27日
市場価値：8000万ユーロ（約115億円）
22/23リーグ戦成績：12試合0得点2アシスト
代表通算成績：19試合2得点0アシスト

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　加入1年目のレアル・マドリードで主軸に定着し、フランス代表デビューから約1年でワールドカップに出場と、飛ぶ鳥を落とす勢いで成長を続ける将来有望なセントラルMFだ。自身初のワールドカップではグループステージ初戦から準々決勝まで全試合に先発起用された。

　ポール・ポグバやエンゴロ・カンテの不在によって戦力低下が心配されたフランス代表の中盤は、チュアメニの台頭によってその懸念を払拭した。身長187センチ体重81キロという恵まれた「フィジカル」を生かした「守備力」で防波堤となり、的確な配球で攻撃の起点にもなる。

　アタッカーではないため「ドリブル」や「攻撃力」といった能力はやや低めだが、準々決勝のイングランド代表戦で序盤に貴重な先制ゴールを挙げるなど、前線への果敢な飛び出しで一発を狙う意欲は強い。今後は攻守両面でさらにスケールの大きなMFに成長していくことが見込まれる。