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谷口彰悟、31歳のW杯デビュー
サッカー日本代表は現地時間1日、FIFAワールドカップカタール2022グループE第3節でスペイン代表と対戦し、2-1で勝利を収めた。この試合で大会初出場となった谷口彰悟は、所属する川崎フロンターレのときのような安定感あるパフォーマンスを披露し、チームの逆転勝利に貢献している。
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今大会の日本代表は初めてワールドカップの舞台に臨む選手が多いが、谷口はその中でも最年長の31歳。2戦目までは出場機会がなかったが、第3戦では試合開始から3バックを採用したことや、冨安健洋が復帰から間もないこともあり、先発出場のチャンスが巡ってきた。
川崎ではAFCチャンピオンズリーグ通算34試合、今大会のアジア最終予選では重要な終盤3試合に出場しており、アジアレベルでの経験はあるが、欧州のトップ・オブ・トップとの対戦はこれがほぼ初めてだった。にもかかわらず、的確な守備対応と正確な配球でチームを落ち着かせていた。
その貢献は数字にも表れている。データサイト『WhoScored.com』によると、谷口はチーム最多となる3回の空中戦勝利を記録しており、勝率は無傷の100%。さらに、シュートブロック2回も最多で、パス本数も3バックの中では一番多かった。
日本代表は次戦でクロアチア代表と対戦するが、スペイン代表戦で今大会2回目の警告を受けた板倉滉が出場停止となる。前回大会準優勝の強豪との一戦で、Jリーグ最強DFに再び出番が回ってくるかもしれない。
【了】