9月1日、マンチェスター・ユナイテッドからボルシア・ドルトムントに復帰した香川真司が、ドルトムントのブラッケル練習場にて非公開で初のトレーニングを終えた。「カガワがいる!」として、3日付の独スポーツ専門誌シュポルトビルトが報じている。
同誌の中では、ボルシア・ドルトムントの社長であるハンス・ヨアヒム・ヴァツケ氏が「彼(香川)への門は開かれているということを、我々は常に言っていた。いつか彼がくぐり抜けてくれるだろうとね」と語っている。
また、香川と入れ違う形で2012年の夏にドルトムントに加入し、今季は主にトップ下を務めているマルコ・ロイスについて同氏は「マルコとシンジはまた共に協力し傑出してプレーすることが出来る」と話した。
さらにバツケ氏は続けて「現在我々はミッドフィールドに素晴らしい人員の補充があり、ダイナミックかつ確実にボールを扱えること、そして経験の素晴らしい混合がある」とチーム編成について述べている。
最後にバツケ氏は「シンジが監督やたいていのチームメイトといったBVBの環境を知っているということはアドバンテージだ」として、ロイスについては「彼は我々をさらに助けるだろう」とコメントを残した。
シュポルトビルト誌は「カガワはすぐにBVBでアクセルを踏むべきである」としている。
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