主な移籍
IN
GKケイラー・ナバス(レバンテ)
MFトニ・クロース(バイエルン)
FWハメス・ロドリゲス(モナコ)
FWハビエル・エルナンデス(マンチェスター・ユナイテッド/レンタル)
OUT
GKヘスス・フェルナンデス(レバンテ)
GKディエゴ・ロペス(ACミラン)
MFヌリ・シャヒン(ドルトムント)
MFシャビ・アロンソ(バイエルン・ミュンヘン)
MFカセミロ(ポルト/レンタル)
FWアンヘル・ディ・マリア(マンチェスター・ユナイテッド)
FWアルバロ・モラタ(ユベントス)
FWデニス・チェリシェフ(ビジャレアル)
補強診断 B
ハメス・ロドリゲスを約110億円という莫大な金額で獲得。さらにトニ・クロース、ケイラー・ナバスといったW杯でも随一の活躍を見せた選手を加え、最終日にはハビエル・エルナンデスをレンタルで獲得。欧州王者に輝いた昨シーズンから更なる攻撃力アップに成功したが、ディ・マリアの放出は痛い。
昨シーズンはインサイドハーフとして豊富な運動量で貢献しただけに、マケレレの前例を彷彿とさせる人事となった。悪い意味での“新銀河系”と揶揄する声も多い。
戦力診断 A+
ディ・マリアを放出したとは言え、やはり総合力では世界屈指。中盤の守備に不安が残るものの、攻撃力で圧倒出来るだけの陣容は揃っている。やはり今シーズンもリーグ、CLともに優勝候補となるだろう。
とは言え、やはりかつての銀河系軍団の残像は消えない。万が一、今シーズン無冠に終わり、カルロ・アンチェロッティ監督を解任するような事態になれば、再びタイトルに見放された暗黒時代に突入する可能性も否定は出来ない。
【了】