ハビエル・アギーレ監督が新たに就任した日本代表が1日、新体制で初となる合宿を開始した。5日のウルグアイ戦に向けて会場となる札幌でスタート。初日の練習を終えた選手たちは、報道陣の取材に対応した。
代表復帰となったGK林彰洋(サガン鳥栖)は、イングランド2部(当時)のプリマスやベルギー3部のシャルルロワへの在籍経験があり、英語とフランス語を操ることが出来るため「色んな言葉でコミュニケーションが取れるのはアドバンテージ」と語った。
それでも、アギーレ監督は「日本語を勉強すると言っていた」という。さらに、「他の外国人監督にも『日本語を覚えたい』と言う人は居るが、短期で覚える人はなかなか居ない。でも、意欲は感じた。僕もスペイン語を覚えたい」と、監督の意欲に心を動かされた様子だった。
GKコーチの指導から解釈した新チームでGKに求められる能力は「どっしり構えるよりはフットワークを軽くして守備範囲を広くするイメージ」だという。
加えて、194cmという長身であるため「ハイボールでも1対1でも相手を威圧しにいったときに体の大きさは優位に働く。上手く使っていきたい」と自らの長所を生かす意欲も語った。
また、W杯で見たトップクラスのGKの印象は「止めることは当たり前で、つなぎの部分でも貢献している。チームの中心と言える存在だった」と述べ、「自分もそうなりたい。チーム全体がGKを信頼している。そう言う信頼関係をこれから築きたい」と決意を語った。
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