ハビエル・アギーレ監督が新たに就任した日本代表が1日、新体制で初となる合宿を開始した。5日のウルグアイ戦に向けて会場となる札幌でスタート。初日の練習を終えた選手たちは、報道陣の取材に対応した。

　30日のイングランド・プレミアリーグ第3節ウェストハム戦で開幕から3戦連続フル出場を果たして3-1の勝利に貢献したDF吉田麻也（サウサンプトン）は、中1日での練習に参加した。

　昨シーズンはクラブで出場機会を減らしたものの、今シーズンは再び出場機会を得られているが「今のところはね」と強調。それでも「クラブでポジションを取ることは代表で戦う上でも重要だし充実している」と、徐々に厳しくなるポジション争いへの意欲を語った。

　クラブと同じく新たなスタートとなった日本代表については「監督は、今日からアジア杯で勝つためにやって行こう話していた。僕も賛同している。全員がフラットで一からのアピールとなるが、競争がある中でも同じ方向に向いていかなければいけない」と気を引き締めた。

　アギーレ監督の印象に関しては「監督は結構ボケるし、ギャグが好きみたい。気難しいと思ったけどフランクだった」とその人柄に好印象を受けた様子。さらに「監督も英語を普通に話せるので、直接気持ちを伝えられるのはいいこと
」とコミュニケーションも取れていることを明かした。

　また、昨シーズンまで同じプレミアリーグで戦った香川真司のドルトムント復帰に関しては「少し寂しくなるけど、選手は常に自分の決断を信じるべき。僕も真司が決めたことなら応援するし、誰もその決断を批判することは出来ない」と香川の決断を尊重した。

【了】

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