ハビエル・アギーレ監督が新たに就任した日本代表が1日、新体制で初となる合宿を開始した。5日のウルグアイ戦に向けて会場となる札幌でスタート。ハビエル・アギーレ監督は、初日の練習後に報道陣の取材に対応した。
新体制の初日とあって、自らの指導のもとで選手をチェックするのは初となるが「どの選手も良い状態で合流出来た。遅れて合流する選手も同じ状態で来ることを望んでいる」と満足げな表情。
さらに、本田や柿谷、大迫はクラブでゴールを決めて好調ぶりをアピールしていることには「武藤も皆川も点を取った。点を取った選手だけではなく全員がよいプレーを見せていた。代表に入ってモチベーションが上がっての活躍なら嬉しい」と、自らが選出した選手たちのクラブでの活躍を喜んだ。
また、日本人の選手を指導すること自体が初となるが「私には27歳、25歳、18歳の息子が居る。選手たちも同年代となるが、健全な若者であると言う印象を受けた」と語った。
また、一般的にラテン系に比べて日本人はおとなしいと言われるが「そうは感じなかった。たくさん話していたし、笑っていた」と第一印象を述べた。
選手からは“冗談を言い、フランク”という印象が上がっていたが、自らも「冗談を言うのが私のスタイル」と語っている。実際、会見でも砕けた口調で会場を笑いに包んでいた。
さらに、練習では用具係のスタッフにも声をかけており、「彼もチームの一員。全員同じだ。監督もコーチングスタッフも用具係も同じように接する」とチームに関わる全員に気配りを見せた。
そして、初陣となるウルグアイ戦に向けては「4-3-3でプレーして、試合開始から90分まで戦う。走って良いプレーをして勝つことを目指す」と意欲を燃やしつつも「ただ、簡単ではない。ウルグアイはトップクラスだ」と気を引き締めた。
【了】
関連リンク
フットボール批評issue01 アギーレを殺すのは誰か?
ザックジャパンの軌跡 蒼き戦士たちの躍進とブラジルでの敗北、そして未来
遠藤保仁、W杯を語る。日本サッカーが手にした知性
美しく危険な男 フォルラン
日本代表・山口蛍の『判断力』の磨き方
前セレッソ大阪監督『レヴィ―・クルピ』名伯楽が初めて明かす「若き才能の磨き方」
タイトルという形で恩返しを
柿谷曜一朗のサッカースーパーテクニックバイブル
大久保嘉人のサッカー攻撃テクニックバイブル
サッカー日本代表 きゃらぺた エンブレムVer.
フットボールチャンネル03 代表23人が語る 敗北の真実