「ホント入って良かったです」
31日、開幕戦のラツィオ戦で先制ゴールを決めた本田圭佑。淡々とした表情でじっくりと言葉をひねり出し、ゴールの感想とインザーギ監督になっての変化について話した。コメントは以下の通り。
―テストマッチで良い準備して来たが、開幕戦でそれを発揮出来た要因は?
「そうですね…(言葉を溜めて)。なかなか開幕戦っていうのは慣れないですけど、それでも確実に準備をして来たという自負は、良くないなりにもあったんでね。信じてやるしかなかったっていう点では勝負でしたよね、博打っていうか。
実際そんな簡単な試合ではなかったですし、チャンスも少なかった中であの一本外していれば今日はゼロゴールだったわけで、あれ決めてなかったら試合に勝ってたかどうか分からないと思うし、そういうギリギリのところの勝負を制することが出来たっていうのは、嬉しく思っています」
―ゴールのシーン、エル・シャラウィが崩してくれて色んな選択肢があって、ダイレクトで打ったというのは、どんなことが頭の中にあった?
「いやどんなことっていうか…、決めたかったですよね。ホント入って良かったです。まあキーパーの足にも当たって」
―そんなに嬉しくなさそうだけど、自分の中で今日の出来というのは納得してない?
「納得しているのはチームが勝てたことですね。本当に初戦はどういった形であれ、やはり勝つことが何よりも大事だったので、それを達成出来たということは一つの目標が達成出来たと思います。
ただやはり内容っていうのはね、新たな課題がどんどん残って行きますから、新しく出来ても前に出来てたことが出来なくなったり、それは今日も出たんじゃないかなと思うんで。また反省ですね」