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バーゼルが快勝で首位キープ。柿谷にもゴールが生まれる

text by 編集部 photo by Getty Images

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得点を喜ぶバーゼルイレブン【写真:Getty Images】

 スイス・スーパーリーグの14-15シーズン第7節が行われ、日本代表FW柿谷曜一朗が所属するバーゼルはホームでFW久保裕也のいるヤングボーイズと対戦した。

 柿谷、久保ともにベンチからのスタートとなった。

 前節を終えて首位に立つバーゼルは、開始わずか4分で先制点を奪う。右サイドから入ったクロスをFWシュケルゼン・ガシが落とすと、フリーで受けたFWデルリス・ゴンサレスが落ち着いてゴールに流し込んだ。

 ヤングボーイズとしては、立ち上がりに自陣ペナルティエリア内で相手をフリーにしてしまったのが悔やまれる。

 その後、ヤングボーイズにもチャンスがあったが、バーゼルが追加点を奪う。20分、ガシのスルーパスに抜け出したFWマルコ・シュトレラーが左足で蹴り込んだ。ガシは完全なフリーでパスを通し、シュトレラーも相手のプレッシャーを受けることなく左足を振り抜いた。

 リードを2点に広げたバーゼルだったが、32分、ヤングボーイズは左からのクロスにFWラファエル・ヌッツォロがヘディングシュートを決めて1点差に詰め寄った。

 前半から降っていた雨がさらに強まった後半もオープンな展開が続く中、62分にはヤングボーイズがPKのチャンスを得る。しかし、これをGKトマシュ・ヴァツリークがストップ。自らのファウルで与えたピンチを防いだ。

 65分、柿谷が途中出場を果たすと、直後には抜け目ない動き出しから決定機を作った。

 そして81分、裏に抜け出したゴンサレスがGKを引き付けてから完璧なラストパスを送ると、柿谷が冷静に流しこんでチーム3点目を挙げた。

 試合はそのままバーゼルが3-1で勝利し、首位をキープした。

【了】

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