内田、原口はコンディションを考慮して選外か
日本代表に新たに就任したハビエル・アギーレ監督は、28日にウルグアイ代表(9月5日)とベネズエラ代表(同9日)との親善試合に向けた代表メンバーを発表する。
アギーレ新体制で初のメンバー発表となるが、初ということもあってブラジルW杯のメンバーが中心となる可能性が高いだろう。大幅に入れ替えるのではなく、段階的に入れ替えていくはずだ。
まず、海外組の招集選手に関しては既に複数の情報が出回っている。ポルトガル1部のスポルティングは、FW田中順也の代表招集をクラブ公式サイトで発表。さらに、FW本田圭佑、FW香川真司、FW柿谷曜一朗の招集が決定したという報道も出ている。
では、この4選手に加えてどの選手が招集されるのだろうか?
海外組では、開幕戦で得点を挙げたマインツのFW岡崎慎司、2戦連続フル出場したサウサンプトンのDF吉田麻也、開幕戦にフル出場したフランクフルトのMF長谷部誠、クラブでも確固たる地位を築いているインテルのDF長友佑都とスタンダールのGK川島永嗣は当確と言えるだろう。
さらに、ハノーファーのFW清武弘嗣とDF酒井宏樹、シュツットガルトのDF酒井高徳、ケルンのFW大迫勇也といったブラジルW杯組に加えてヘルタのMF細貝萌の招集も有力だ。
また、スペインデビューを果たしたコルドバのハーフナー・マイクは、ターゲットマンとして有効なオプションとなるため招集される可能性も高い。
その一方で、開幕戦を欠場したシャルケの内田篤人や、開幕戦で好プレーを披露したものの、肩を負傷したヘルタのFW原口元気はコンディションを考慮して選外となっても仕方ない。むしろ、これまでは負傷明け間もない選手も招集してきたが、これからは考慮するスタンスにシフトしても良い。