「チームの得点における最大の責任者はハーフナー」
スペインの各紙はこの試合を取り上げた記事の中でスペインデビューを果たしたハーフナー・マイクについて触れている。
マルカ紙は、「熱意を持ち、戦いを好み、強い。試合開始からすぐ、0-1とするチャンスを得た。ゴールを交差するシュートによって、イケル(・カシージャス)を驚かしたも同然だった。すべてのプレーで、ペペ&セルヒオ・ラモスとやり合っていた」と評価し、10点満点中6点を与えた。
レアル・マドリー寄りのメディアとして知られるアス紙は、3点満点中チーム最高タイの2点。マッチレポートは完全にマドリーを主観に置いた文体ながら、トマス・ロンセーロ記者のコラム内でハーフナーについて触れている。
「ハーフナーは、前半終了前に恐怖を与え、(彼と交代で入った)シスコはオフサイド上でゴールを決めた(ほっとしたさ!)。しかしコルドバはその質素なバスに乗り、誇りを持ってコルドバに帰ることができる(不況は圧迫を生んでおり、高速鉄道は彼らの予算を混乱させる)。だが彼らはリーガ1部のクラブだ」
また、開幕前に掲載されたコルドバの戦術分析で「チームの得点における最大の責任者は、長身ストライカーの日本人ハーフナー。ヘディングが素晴らしい。しかし、その動きはゆっくりだ」とハーフナーについて言及している。
プレースピードがゆっくりであることは否定出来ないが、現地の評価はまずまずといったところだろう。