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もう見たくない…。 チェルシーで嫌われた5人。古巣を忘れられなかったFWに欲深い給料泥棒も

シリーズ:嫌われた5人 text by 編集部 photo by Getty Images

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そのクラブに全てを捧げて、引退後もサポーターから熱烈な支持を受けるレジェンドと呼ばれる選手もいれば、移籍、給与、言動などが原因でサポーターから歓迎をされない「嫌われた選手」もいる。今回は、様々な理由からチェルシーで嫌われた5人の選手を紹介する。


FW:ロメル・ルカク(インテル/イタリア)


【写真:Getty Images】

生年月日:1993年5月13日
チェルシー通算成績:59試合15得点3アシスト


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 チェルシーサポーターから最も嫌われているのは、おそらくロメル・ルカクだろう。わずか16歳という若さでベルギーリーグ最年少得点王に輝いたこのFWは、2011年夏にチェルシーへやってきた。しかし、ロンドンのクラブでは実力を発揮できず公式戦15試合ノーゴール。レンタル移籍したクラブでは結果を残していたが、チェルシーでは何もすることが出来ず、2014年夏にクラブを去った。

 その後エバートン、マンチェスター・ユナイテッドでプレーしたルカクは2019年夏に加入したインテルで大爆発。在籍した2シーズンで公式戦99試合66得点17アシストをマークし、20/21シーズンには同クラブを11年ぶりのスクデット獲得に導いた。

 そして2021年夏、チェルシーは1億1300万ユーロ(約136億円)でルカクを獲得。チェルシーサポーターはセリエAで覚醒したこのFWに、大いに期待したはずだ。しかし、リーグ戦第4節以降は8試合ノーゴール。負傷や新型コロナウイルスの影響によりなかなか結果が出ずにいると、ある発言が物議をかもした。

 「スカイスポーツ・イタリア」に対して 「心の中にインテルがある。いつか復帰してプレーしたい」と発言。さらに「僕はいつもミラノ、ミラノ、ミラノのことを考えているんだ。インテルのファンは世界一だよ」と語った。この発言にトーマス・トゥヘル監督は激怒。ルカクは第21節のリバプール戦で招集外となった。結果的にリーグ戦26試合8得点に留まったルカクは周囲の期待を大きく裏切り、2022年夏にインテルにレンタルで復帰。2023年夏にはチェルシーに帰ってくる予定だが、もはやサポーターに嫌われたこの男に居場所はないだろう。

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