ブンデスリーガ14-15シーズンの開幕を翌日に控えて、指揮官ペップ・グアルディオラはバイエルン・ミュンヘンの選手たちに注意を促した。22日付の独大衆紙ビルトが報じている。
22日の開幕戦でバイエルンはホームにボルフスブルクを迎える。キックオフの前には、ブラジルW杯でドイツ代表として優勝した6人の選手の表彰が行なわれる予定で、全世界207ヵ国で中継される。一方でグアルディオラ監督はシーズンの開幕を心配した様子だったという。
シュバインシュタイガー、マルティネス、ラフィーニャ、リベリー、チアゴを怪我で欠き、ボアテングは昨季の第33節ハンブルガーSV戦でレッドカードを受けたため出場停止となっている。
グアルディオラは「我々は理想的な状況にはない」と述べ、「従って我々は他の解決策を見つけることを試みなければならない」としている。そして指揮官によれば、その解決策とは「走ること」であり、「そしてシンプルにプレーする。そして走って、走る」とのことである。
またグアルディオラは、「次の2ヶ月間はとても危険で、とてもとても難しいものになるだろう。しかしウィンターブレイクまでに、我々が良い位置を占めることが出来れば、その場合にはOKだ」と語った。
ビルト紙によれば、グアルディオラはまだボルフスブルク戦でのシステムについて思案中とのことだが、最後のトレーニングでは3バックを敷いており、ラームが3バックの右のポジションに入っていたという。
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