F東京(5位)vs浦和(1位)
前節の完封勝利でリーグ戦5試合連続無失点を達成したF東京。今節は最少失点で首位に立つ浦和を抑え、優勝争いの足掛かりをつかみに掛かる。また、2位の川崎Fは「神奈川ダービー」を迎えるなど、今節も各地で熱い戦いが繰り広げられそうだ。
失点数の少なさで2位のF東京と1位の浦和。完封試合数でもF東京が3位で浦和が1位となっており、堅守をベースに着実に勝点を重ねてきた2チームといえる。
激しくプレッシングを掛ける守備メソッドは同様であり、DFとMFのタックルラインにも大きな差は見られない。
だが、FWのタックルラインを比べると、12.6mもの違いが表れた。前線から奪いに行く浦和に対し、F東京はアタッカー陣が下がって中盤で一気にボールを奪取するスタイルであることが読み取れる。
F東京にとっては後方でのビルドアップが、浦和にとっては中盤でのボール回しが堅守攻略のカギとなりそうだ。
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