レアル・マドリード最新ニュース
現在の契約は今季終了後に満了
2022年度バロンドールの受賞セレモニーが現地時間17日に行われ、レアル・マドリードのフランス代表FWカリム・ベンゼマが初受賞を果たした。34歳にして頂点を極めた男は、今後のキャリアをどのように過ごすことが見込まれるのだろうか。
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ベンゼマは34歳10ヶ月で悲願のバロンドール初受賞。1956年に創設されたバロンドールの初代受賞者となった時点で41歳だったスタンリー・マシューズ氏以来では最年長となる、歴代2位の年齢での受賞となった。
ベンゼマは昨季チャンピオンズリーグとラ・リーガの両方で得点王に輝くなど公式戦合計44ゴールを記録しており、キャリアハイを大幅に更新。34歳にして全盛期を迎えており、今季も引き続きマドリーのエースストライカーとして活躍を続けていくことが期待されている。
バロンドール受賞後にはベンゼマ自らも今後のキャリアについて見通しを示した。マドリーで現役を引退するつもりかとうかというスペイン『オンダ・セロ』の質問に対し、「もちろんだ。他の選択肢はない」と移籍の可能性を完全否定している。
だがベンゼマの現在の契約は2023年6月までとなっており、今季終了後には満了を迎える。スペイン紙『アス』は、ベンゼマ自身が望むのであればマドリーにはもう1年契約を延長する意思があるとしながらも、そのさらに先は不透明だという見方を伝えている。
ベンゼマがもう1年契約を延長して2024年までプレーしたとすれば、その時点で36歳。2024年以降には現パリ・サンジェルマンのFWキリアン・エムバペや現マンチェスター・シティのFWアーリング・ハーランドを獲得してベンゼマの後継者に据えることがマドリーのプランだという見方もスペイン紙は示している。
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