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落選の危機!?ブラジル代表、W杯メンバー当落線上の5人。アーセナルの新エースも瀬戸際?

シリーズ:当落線上の5人 text by 編集部 photo by Getty Images

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約1ヶ月後に迫ったカタールワールドカップでは従来の23名ではなく、26名の選手を招集することができる。しかし、狭き門であることに決して変わりはない。とくに、いわゆる“強豪”と評される国の選手たちのサバイバルは熾烈だ。今回は、確かな実力を持ちながらも当落線上にいるブラジル代表の5人を紹介する。


FW:フィリッペ・コウチーニョ(アストン・ヴィラ/イングランド)


【写真:Getty Images】

生年月日:1992年7月12日
ブラジル代表通算成績:69試合21得点11アシスト


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 世代別ブラジル代表では南米U-17選手権とU-20ワールドカップで優勝を経験するなど、10代の頃から結果を残してきたフィリッペ・コウチーニョも当落線上にいる選手の1人だ。2014年に発足したドゥンガ政権の下で着実に力を付けていき、ロシアW杯では5試合2得点2アシストと見事な成績を残し、ファン投票によるドリームチームに選出された。

 しかし、同大会終了後からパフォーマンスが失速。2020年後半には左膝の半月板を損傷する大きな負傷を負い、コパ・アメリカ2021欠場を余儀なくされた。怪我回復後も当時所属していたバルセロナで調子を取り戻すことができず、代表招集外となる日々が続いた。

 そんなコウチーニョは今年1月のエクアドル代表戦で約1年3ヶ月ぶりにブラジル代表として出場を果たすも、今夏に加入したアストン・ヴィラでは公式戦10試合0得点0アシストと不調が続いており、先月の親善試合に臨むメンバーからは外れることとなった。このような現状を踏まえるとカタールW杯のメンバー入りはそう簡単にはいかないだろう。

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