カタールW杯 最新ニュース
カタールワールドカップ開幕まで2か月を切り、先月下旬に各チームは本大会前最後の活動期間を終えている。各チームがどのような戦力を持ち、どのような調子なのかは気になるところ。出場32チームの戦力を数値化し、韓国代表の特徴を分析する。※情報は10月12日時点
韓国代表
戦力値ランキング:25位
監督:パウロ・ベント
予選成績:7勝2分1敗
FIFAランキング:28位
戦力値:64(攻撃18/守備15/選手層14/勝負強さ17)
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アジア最終予選は消化試合となった最終節こそ敗れたが、危なげなくワールドカップ出場権を手にしている。しかし、2018年から続くパウロ・ベント政権への評価は決して高くない。2019年のアジアカップは準々決勝敗退、2年続けて日本代表に大敗を喫するなど、順風満帆とは言えない。選手からの信頼はあるものの、サポーターの支持もあまり得られていないようだ。
ソン・フンミンを筆頭とする攻撃陣は豪華だ。ファン・ヒチャン、ファン・ウィジョなどは高いレベルでプレーしており、アジア予選でも結果を残している。至宝と呼ばれたイ・ガンインは指揮官の信頼を得られていないが、予選を勝ち抜いた中心メンバーだけでも十分な力はある。
今季からナポリでプレーしているキム・ミンジェと経験豊富なキム・ヨングォンのセンターバックは、日本代表にも引けを取らない。守護神キム・スンギュは柏レイソルで出場機会を失ったものの、サウジアラビアに出場機会を求めた。大会直前にポジションを失った4年前の雪辱を果たす準備は整っている。
グループステージではポルトガル代表、ガーナ代表、ウルグアイ代表と対戦する。単純なタレント力で見れば、ガーナやウルグアイにも対抗できる力を持っている。前回大会ではドイツ代表から金星を奪っており、今大会でもベント監督がかつて指揮した母国ポルトガルの弱みも知っているだろう。韓国代表はグループHのカギを握る存在になりそうだ。