カタールW杯 最新ニュース
カタールワールドカップ開幕まで2か月を切り、先月下旬に各チームは本大会前最後の活動期間を終えている。各チームがどのような戦力を持ち、どのような調子なのかは気になるところ。出場32チームの戦力を数値化し、エクアドル代表の特徴を分析する。※情報は10月12日時点
エクアドル代表
戦力値ランキング:23位
監督:グスタボ・アルファロ
予選成績:7勝5分け6敗
FIFAランキング:44位
戦力値:66(攻撃16/守備18/選手層16/勝負強さ16)
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下馬評は決して高くなかったが、南米予選では上位をキープしてワールドカップ出場権を手にしている。前回予選は10チーム中8位だったが、2020年8月に就任したグスタボ・アルファロ監督の下で若手が次々と台頭している。
守護神アレクサンデル・ドミンゲスとエースのエネル・バレンシアの両ベテランが精神的支柱だ。最終ラインにはペルビス・エストゥピニャン、ピエロ・インカピエといった欧州トップリーグで活躍する選手が並び、中盤にもモイセス・カイセド、ジェレミー・サルミエントら今後が楽しみな逸材がひしめく。
アルゼンチン出身のアルファロ監督は指導者としての経験は豊富だが、代表チームを率いるのはこれが初めて。3バックと4バックを使い分け、相手の長所を消しながら縦に速い攻撃を仕掛けるスタイルだ。6月、9月の5試合をすべて完封した守備力はワールドカップでも期待できそうだが、わずか2得点に終わった攻撃力は不安を残す。バレンシアの得点力に期待するのはもちろんだが、南米予選でチーム最多の6得点を挙げたミカエル・エストラーダにも期待がかかる。
グループステージでは開催国カタール代表、エクアドル代表、セネガル代表、オランダ代表と対戦する。オランダ代表が頭1つ抜けた存在だが、エクアドルのポテンシャルを考えれば残り2チームは勝ち点3を狙える相手だ。自慢の堅守で失点を抑えることができれば、勝機は見えてくるかもしれない。