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約1ヶ月後に迫ったカタールワールドカップでは従来の23名ではなく、26名の選手を招集することができる。しかし、狭き門であることに決して変わりはない。とくに、いわゆる“強豪”と評される国の選手たちのサバイバルは熾烈だ。今回は、確かな実力を持ちながらも当落線上にいるスペイン代表の5人を紹介する。
DF:マルコス・アロンソ(バルセロナ)
【写真:Getty Images】
生年月日:1990年12月28日
スペイン代表通算成績:9試合0得点2アシスト
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祖父のマルコス・アロンソ・イマス(マルキートス)、父のマルコス・アロンソ・ペーニャはともにスペイン代表の選手だったが、ワールドカップ出場は叶わなかった。そうした背景もあり、“マルコス・アロンソ一家”にとってワールドカップ出場は特別なものなのだが、彼らの血を引くマルコス・アロンソ・メンドーサもカタールワールドカップ行きが難しい状況となってしまっている。
前回大会直前の3月に27歳で代表デビューを飾ったが、23名のワールドカップメンバーからは落選。その後もジョルディ・アルバやホセ・ルイス・ガヤらライバルの存在もあって招集外が続いたが、21年10月に3年の時を経て電撃復帰を果たしていた。
当時はチェルシーでファーストチョイスとしてプレーしていたこともあり、コンディションも良好だったが、今夏に移籍したバルセロナでは現状アレハンドロ・バルデ、ジョルディ・アルバに次ぐ3番手と序列がかなり低い。そうした状況も踏まえてルイス・エンリケ監督は9月の代表ウィークではアロンソの招集を見送った。だが、指揮官からの評価は高く、招集外の中でも会見で直接言及されるなどお気に入りの選手だっただけに、リスクを伴うワールドカップ直前の移籍を後悔しているかもしれない。