カタールW杯 最新ニュース
カタールワールドカップ開幕まで2か月を切り、先月下旬に各チームは本大会前最後の活動期間を終えている。各チームがどのような戦力を持ち、どのような調子なのかは気になるところ。出場32チームの戦力を数値化し、セネガル代表の特徴を分析する。※情報は10月10日時点
セネガル代表
戦力値ランキング:12位
監督:アリウ・シセ
予選成績:6勝1分1敗(2次・最終)
FIFAランキング:18位
戦力値:80(攻撃19/守備22/選手層18/勝負強さ20)
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4年前のロシアワールドカップではアフリカ勢がグループステージで全滅という結果に終わっている。今大会でも厳しい戦いが予想されるが、最も期待を持てるのがセネガル代表だ。タレント力だけで見ても、欧州の強豪国に引けを取らないメンバーが揃っている。
攻撃陣は言わずもがなサディオ・マネが中心となり、イスマイラ・サールやブライア・ディアなど逸材が並ぶ。中盤にはイドリッサ・ゲイエが君臨し、経験豊富なシェイク・クヤテから20歳のパペ・マタール・サールまで豊富な人材が控える。連動したプレッシングとスピード感抜群のカウンターを武器にするチームだ。
そして、最終ラインにはカリドゥ・クリバリとアブドゥ・ディアロ、最後方にはエドゥアール・メンディとビッグクラブでしのぎを削る男たちが並ぶ。堅守はこのチーム最大の武器であり、今年2月のアフリカネーションズカップ(アフリカ選手権)では7試合をわずか2失点、ワールドカップアフリカ予選でも複数失点を許したことが一度もなかった。
前回大会では日本代表に勝てず、グループステージ敗退となったが、その後はアフリカ選手権で2大会連続決勝進出を果たし、昨年は悲願の優勝を成し遂げた。強豪国に比べると選手層は心許ないものの、実力は十分。2015年から指揮を執るアリウ・シセ監督が主将として経験した日韓大会のベスト8の壁を越える可能性もある。