カタールW杯 最新ニュース
カタールワールドカップ開幕まで2か月を切り、先月下旬に各チームは本大会前最後の活動期間を終えている。各チームがどのような戦力を持ち、どのような調子なのかは気になるところ。出場32チームの戦力を数値化し、スイス代表の特徴を分析する。※情報は10月10日時点
スイス代表
戦力値ランキング:11位
監督:ムラト・ヤキン
予選成績:5勝3分0敗
FIFAランキング:16位
戦力値:81(攻撃18/守備22/選手層20/勝負強さ21)
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スイス代表は欧州予選でイタリア代表を上回る成績を残してワールドカップ出場権を手にしている。ヴラディミル・ペトコヴィッチ監督の下でフランス代表を撃破し、スペイン代表を追い詰めた昨年のユーロ(欧州選手権)の躍動は記憶に新しい。大会後にムラト・ヤキン監督へバトンが渡されたが、組織的なスタイルは継承されている。
マヌエル・アカンジ、グラニト・ジャカ、ジェルダン・シャキリらが中心となり、最後尾にはワールドクラスのセーブ技術を持つヤン・ゾマーが君臨する。ビッグクラブで主力を張る選手は少ないが、欧州トップリーグでしのぎを削る選手が多く、粒者揃いのメンバーとなっている。
課題は得点力だ。欧州予選は8試合で15得点を挙げたが、6月と9月のUEFAネーションズリーグでは6試合で6得点に留まった。ただ、9月のスペイン代表戦のようにセットプレーからスコアを動かすことができれば、ワールドカップでも勝ち進むことができるかもしれない。グループGはブラジル代表の1強で、セルビア代表、カメルーン代表の残り1枠を争う構図だ。守備力とセットプレーを武器にしぶとく勝ち点3を狙いたいところだ。