カタールW杯 最新ニュース
カタールワールドカップ開幕まで2か月を切り、先月下旬に各チームは本大会前最後の活動期間を終えている。各チームがどのような戦力を持ち、どのような調子なのかは気になるところ。出場32チームの戦力を数値化し、デンマーク代表の特徴を分析する。※情報は10月4日時点
デンマーク代表
戦力値ランキング:8位
監督:キャスパー・ヒュルマン
予選成績:9勝1敗
FIFAランキング:10位
戦力値:84(攻撃21/守備21/選手層19/勝負強さ23)
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デンマーク代表は今大会のダークホース本命と言えるだろう。実績的に見れば欧州の中堅国だが、ここ数年の躍進は目覚ましい。昨年のユーロ(欧州選手権)ではベスト4に進出し、準決勝ではイングランド代表と激戦を演じた。本命不在の大混戦が予想されたワールドカップ欧州予選も圧倒的な成績で突破を決めた。今年のUEFAネーションズリーグでもクロアチア代表とフランス代表から2度ずつ勝利している。
キャスパー・シュマイケル、アンドレアス・クリステンセンらが並ぶ守備陣は強固で、ピエール=エミル・ホイビュアを軸とする中盤も見劣りしない。クリスティアン・エリクセンが復帰したことで破壊力は増すことになるだろう。シモン・ケアーの怪我は気がかりだが、本番に間に合えば頼もしい存在になるはずだ。
替えの利かない選手が多いのも事実で、選手層にはやや不安を抱える。ただ、強豪国に引けを取らないタレント力を有しており、実力で見れば上位に進出してもおかしくない。前回大会のクロアチア代表のような躍進もあるかもしれない。