カタールW杯 最新ニュース
カタールワールドカップ開幕まで2か月を切り、先月下旬に各チームは本大会前最後の活動期間を終えている。各チームがどのような戦力を持ち、どのような調子なのかは気になるところ。出場32チームの戦力を数値化し、前回王者のフランス代表の特徴を分析する。※情報は10月4日時点
フランス代表
戦力値ランキング:2位
監督:ディディエ・デシャン
予選成績:5勝3分け0敗
FIFAランキング:4位
戦力値:91(攻撃23/守備23/選手層24/勝負強さ21)
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ワールドカップ連覇を果たしたのは、1934年、38年のイタリア代表と、58年、62年のブラジル代表しかない。フランス代表は今大会でそれに挑むことのできる唯一のチームであり、その可能性を十分に感じさせるチームとなっている。
昨年のユーロ(欧州選手権)はベスト16敗退という結果に終わり、欧州予選でも8試合中5試合を終えて2勝3分と苦しんでいた。そこでディディエ・デシャン監督は布陣を3バックへ変更し、キリアン・エムバペとカリム・ベンゼマを2トップに、トップ下にアントワーヌ・グリーズマンを配置した。
これが結果的にうまくいき、チームは上昇気流に乗った。欧州予選は3連勝フィニッシュでワールドカップ出場権を手にし、昨年10月のUEFAネーションズリーグファイナルを制覇。しかし、6月と9月に行われたUEFAネーションズリーグでは1勝2分3敗と大苦戦で、ワールドカップを前に不安を残している。
また、中盤ではポール・ポグバに加えてブバカル・カマラのワールドカップ欠場が決定的となり、最終ラインもプレスネル・キンペンベやジュール・クンデが現時点で戦列を離れている状況だ。各ポジションのレギュラーが全員いなくても決勝トーナメントに出場できそうなほどの選手層を誇る。ただ、昨年のユーロ(欧州選手権)からもわかるように、組み合わせ次第で結末は大きく変わる。